2014年5月25日日曜日

Taiwan e-Sports Leagueが5月14日にe-sports実況オーディション「TeSL搜尋電競超級主播」の校内第3回説明会を台湾市内の世新大學で開催

情報元:[TESL] TeSL搜尋電競超級主播,世新大學試鏡會同步開跑!

 台湾のe-sportsプロリーグ「Taiwan e-Sports League(TeSL)」は5月14日、e-sportsの専業実況志望者を対象にしたオーディション「TeSL搜尋電競超級主播」の校内第3回説明会を台湾市内の世新大学で開催しました。台湾の実況者たちが参加者たちに実況手法を指導した様子が、TeSLの写真レポートによって伝えられています。


写真:実況手法の説明を聴く参加者の様子

 TeSLから写真転載の許可をいただいたので、その様子を追記からご紹介します。

 「TeSL搜尋電競超級主播」は、e-sportsの専業実況志望者を対象にしたオーディションです。志望者は写真付きの個人履歴と2分以内の自己紹介動画を送り、5月30日の審査発表を待ちます。
 オーディションの優勝者、2位、3位はそれぞれ1万5000台湾ドル(約5万円、1台湾ドル=3.38円)、1万台湾ドル、5000台湾ドルを獲得するほか、TeSLの研修を受けた後にネットまたはテレビでキャスターを務められるようになります。

 ※以前の記事で「TeSL搜尋電競超級主播」のことを「大学で行われたe-sports実況者を養成する講習会」というふうにお伝えしましたが、正しくは「e-sports実況志望の者対象のオーディション」で、大学で行われた講習会は「TeSL搜尋電競超級主播の説明会」という位置付けでした。確認不足で誤った内容を伝えてしまい申し訳ありません。
以前の記事:Taiwan e-Sports Leagueが5月2日に淡江大学で開催したe-sports実況者を養成する講習会「TeSL搜尋電競超級主播」のレポート記事


写真:説明会が行われた世新大学教室の黒板にはオーディションの応募案内が記載されています。


写真:説明会参加者の様子です。世新大学の学生でしょうか、大勢の参加者が見受けられます。

 最初に講師として舞台に上がったのはStarcraft2の人気解説者Sobad氏。Sobad氏は解説者という立場から試合を1つのストーリーとして捉えており、「実況者はストーリーの中心人物たちを的確に伝えなければならない。そして話術が巧みであっても解説者の存在を忘れてはならない」といった内容を参加者に伝えたようです。



写真:人気解説者の講習会では独自に開発した「チョコレート解説法」というものを用いて大学生達の関心を引いていたようです


写真:TeSLのStarcraft2人気解説者Sobad氏


写真:2番目に登場したレーシングゲーム「Kart Rider」などの解説で有名な志彥氏はユーモア溢れるトークで参加者を大いに楽しませていたようです。


写真:最後には世新大学の大学院生でもある人気実況者の立蓁氏が登場。講義ではTeSLの実況者になった経緯と実況者になったばかりの頃に起きたさまざまな出来事について説明したといいます。

 また、説明会ではTeSL実況者たちによる講義だけでなく、参加者による実況テストも行われました。これがそのままオーディションとして審査される形で進められたのか、記事では定かではありませんが、何人もの参加者がマイクを持って舞台に上がり、緊張の中も実況テストは賑わいを見せていたようです。


写真:参加者の実況を審査する3名のTeSL実況解説者


写真:実況を行う各参加者にはそれぞれ1人の解説者が割り当てられました


写真:一家の父親という人も参加


写真:テスト後、参加者に対して改善点を指摘する志彥氏


写真:中国大陸から来た交換留学生も実況テストに参加していたようです



写真:緊張の実況テストが終わると、参加たちはそれぞれTeSLの実況解説者たちと記念撮影

 なお、過去に開催された第1回、第2回のレポート記事もTeSLの公式サイトにアップされており、写真から雰囲気を確かめることができます。
第2回の写真レポート記事(TeSL):《聯盟》TeSL搜尋電競超級主播,說明會第二站淡江大學(5月5日の記事)
第1回の写真レポート記事(TeSL):《聯盟》TeSL搜尋電競超級主播,直擊輔仁大學座談會現場(4月29日の記事)

 こうしたTeSLの実況者オーディション以外にも、台湾のe-sports界では最近、実況者の養成に力を入れる活動が目立ってきました。今回の記事で紹介したTeSLと開催元は違いますが、たとえば台湾Blizzardは5月5日、Starcraft2とHearthstoneの2部門で実況解説動画を審査するコンテスト「電競賽評選拔大賽(e-sports解説者選抜コンテスト)」を開催しました。これは主催者が元となる動画を用意し、それにコンテスト参加者が自身の実況解説を吹き込んで投稿する形で、実況解説だけの優劣を競うというものです。

元動画


元動画に実況をつけて投稿された動画
参考記事(台湾Hearthstoneの公式サイト):台灣暴雪《電競賽評選拔大賽》投票結束(5月20日の記事)

 「実況者が増えればe-sportsの発信力が高まり、したがってe-sportsに興味を持つ人も増やせる」という戦略でしょうか。先日台湾台北市で開催された「街頭競技場」も一般に目立つ街頭イベントということで、新規ユーザーの取り込みを目的としたイベントだったように思います。
参考記事:台湾でHearthstone街頭対戦イベント「《爐石戰記》街頭競技場」が開催、JainaやSylvanasに扮するコスプレイヤーも登場

 日本でもHearthstone、並びにe-sportsを発展させていくなら、やはり新規ユーザーの取り込みに向けて発信力を高めることが必要になってくるでしょう。国内Hearthstone界に限っていえば、プレイヤーたちが集まるコミュニティサイトがないというのがネックではありますが、たとえばニュース執筆、実況、クラン組織、イベント運営など、ゲーム周辺で活動するプレイヤーの数が増えれば、コミュニティ自体の発信力が高まっていくのではないでしょうか。したがって私も、ニュースなどをサイトに投稿することでコミュニティに貢献できればと思う次第です。

0 件のコメント :

コメントを投稿