2014年4月4日金曜日

[Hearthstone] AmazとDuckwingFACEによるPriest Talk和訳

原文:Amaz and DuckwingFACE Talk Priest! (Liquid Hearth)
Priestプレイヤーとして有名なAmazとDuckwingFACEによるPriest Talkが3月28日、Liquid Hearthに投稿されました。途中までの和訳を追記に掲載します。

■更新履歴:
4/4 中核となる原理までを和訳


はじめに

Priestは苦しんでいる。

この書き出しは皆さんにとって驚きではないでしょう。しかしながら、この虐げられたクラスと共に努力しているプレイヤー達がいます。DuckwingFACEとAmazの2人です。彼らの試行錯誤の過程を見てみましょう。

DuckwingFACE:
PriestはLadderで下から数えて2番目ぐらいのクラスでしょう。あるトーナメントの方式では特定のデッキのカウンターとして使えないわけでもありません。とはいえそれは大半のクラスにも当てはまることですから、Priestがほかのクラスに比べて優れているというわけではありません。

よく知られているPriestの弱点は「手札に明確な対抗手段を持っていない場合に問題になる」ということです。主な問題としてたとえば4点ダメージのMinion(Chillwind YetiAzure Drake)が挙げられます。(訳注:Shadow wordsの2枚どちらでも除去できないため)Priestが対抗策があるとしてもたいていは複数枚のSpellを使わないといけません。

Priestの場にMinionが出ていれば話は変わります。Priestが場の優位を確立できれば、それを止めるのは簡単なことではありません。しかしポイントは「ときに爆発力を発揮することはできるが、ある特定の状況が要求される―その状況はちゃんとしたデッキと対戦している限り発生しない―ということです。

Amaz:
ああ、Anduinよ。当てにならなくて、見た目の奇妙さだけで、そしてまったくランダム性に依存している―Priestをこういう風にいう人もいるだろう。一方では柔軟性があって、適応力があり、マスターがするのが最も難しいクラスだともいえるのだが。私は配信でPriestだけを使ってその可能性を探ってきたのだが、それでも理解するのが本当に難しいと思う。私の視点がこの奇妙なクラスを理解することの助けになればいいのだが。

ラダーについて言えば、Priestは残念ながら特定の目的に特化したデッキしか作れないせいで最弱に位置してしまう。状況に依存するカードが多いのがその原因だ。しかし、Priestに秘められた力はトーナメント(特に複数のデッキを使えるダブルイリミネーション)で発揮される。特定クラスを狙い撃ちするデッキを簡単に作れるからだ。

カード評価

2人のプレイヤーはPriestの間で議論の的になっているカード達をどう評価するのでしょうか。

Silence
DuckwingFACE:
ある人はSilenceとAncient Watcherの組み合わせは InnervateChillwind Yetiの組み合わせに近いのではと指摘します。私もそういう気はするのですが、一方でほとんど汎用性がなく、また私の経験ではほかのPriestのカードともマッチしません。基本的には1-1の交換すら望めず、一部の汎用性のないカードとの組み合わせでしか機能しないために使えないカードです。


Amaz:
貴重な30枚のデッキを圧迫してしまう弱いカードだ。このカード自身では何もできず、Gadgetzan Auctioneerと組み合せたときでさえも、そもそも最初からSilenceではない何か別のカードをドローできていたほうがずっといい。

Shadow Word: Pain
DuckwingFACE:全体的に見て優れたカードで、Water ElementalUnbound Elemental、あるいは脅威となる3/2や3/3のMinionと1-1の交換を狙えます。AggroとプレイするときはWild Pyromancerと良いシナジーを生みます。

Amaz:
Water ElementalSen'jin ShieldmastaFrothing Berserkerを簡単に倒せるが故にメタにすごく依存するカードだ。なお、基本的にすでにBattle Cryが発動したMinionに使うのは悪い交換になる。

Shadow Madness
DuckwingFACE:昔はShadow Madnessは私もデッキに入れていたのですが、前シーズンではまったく使わなくなりました。1-1以上の交換は狙えない、基本的には遅いカードです。潜在的な力はあるとしても一部のマッチアップでは死に手札となります。対Shamanでは―皆さんShadow Madnessが役に立つと思うでしょうが―TauntのTotemとFeral Spiritの2枚によってうまく効果を発揮できません。

Amaz:
基本的には状況依存度の高いMulti-Shotだと考えていい。Deathrattleを奪って2体のMinionを相殺させられれば最高だが、Aggroデッキに対してそれを狙うのはまず無理だろう。

Cabal Shadow Priest
DuckwingFACE:
間違いなく私が最も好きなPriestsのカードで、多彩な使い方ができます。たとえばCrazed Alchemistを使ってダメージを受けたSylvanasCairneを奪ってしまうなど。
また、Harvest Golemが人気の環境ではCabal Shadow Priestの価値はさらに上がります。

Amaz:
今のメタではすばらしく強力なカードだ!Harvest GolemSunfury ProtectorDefender of Argusなど多くのカードを奪うことができる。ただ気をつけてほしいのはAggroデッキに対してはうまく機能するカードではないということだ。ターン6まで待つのはあまりにも遅すぎる。


Mind Control
DuckwingFACE:
特定のマッチアップでしか役に立ちません。私はControl WarriorとHandlockにしか使えないと思っています。Ysera入りのControlデッキと戦うときはMind Controlを1枚入れておくといいですが、しかしそんな機会は少ないので私はデッキに入れるのをやめました。Mind Controlはカード価値で見たらたしかに強いのですが、活用するには「使える状況まで持っていけるデッキ」を作る必要があり、今のメタでそれを狙うのは難しいでしょう。

Amaz:
使えれば勝てるというカードだが、つまりそれはほかの高コストMinionと一緒に手札に温存しなければいけないことを意味する。大半のPriestデッキでは序盤に手札で腐ることを恐れて1枚しか入れられないし、Priestにはほかにもたくさんの"腐りやすい"カウンターカードがあることにも注意してほしい。仮に1枚もデッキに入れなかったとしても、相手にこのカードの存在を警戒させられるちょっとした利点はある。

Holy Smite
DuckwingFACE:
あまり好きなカードではありません。Wild Pyromancerと組ませるとAggroデッキの対処がやりやすくなるのですが、カード価値が高いわけではなく、後半に引いた場合は五分もしくはさらに悪い効率でも無理して使わなければならないことになります。

Holy Fire
DuckwingFACE:
対mongojombo faceaggro(Liquid Hearth編集者注:彼は実際こう言いました)の回復手段として1枚もしくは2枚が必須のカードで、必要ならYetiなどの厄介なAttack4Minionと交換できます。
Holy Fireは遅いカードなので1枚しか入れないことを試したことがありますが、たいてい2枚目がほしくなります―多くのマッチアップで危険なHealth帯から脱出したいということがとてもよくあるからです。

Thought Steal
Amaz:私はThoughtstealをHearthstoneで(カードゲームのシステムの点から見て)最高のカードだと思っている。私はこういう(穴のある)考え方をよくしてしまう。"ゲーム中最高のカードがあるとするなら―Thoughtstealはそのカードをコピーした上に加えてもう1枚のカードを手にできる"。
現実的に言えば、 Thoughtsteal はMidRangeとControlに対する有力なカードの1つだ。概してそれらのデッキは自身のデッキに対応できるように作られている。たとえばMidrange Savage Roar DruidならTaunts持ちのBearが、HandlockならTwilight Drakeなどを封じ込めるOwlが手に入るというわけだ。

中核となる原理

Priestのキーコンセプトとシナジーとは?

Amaz:

Wild Pyromancer Synergies
私は Wild PyromancerのシナジーをDruidの Swipe に近い"sweep"として触れたいと思う。
・Pyro + Coin + Power Word: Shield = 2点Sweep
・Pyro +Coin + Smite = 2点ダメージと2点sweep
・Pyro + Power Word: Shield + Power Word: Shield + Smite = 2点ダメージと3点sweep
面白いのはこれらの"sweep"がDivine ShieldとHarvest GolemのDeathrattleを貫通することだ!忘れないでほしいのはPyromanceを殺さないということ。例2は多くのダメージを与える一方で自分のPyroを失うことになってしまう。2枚のカードを使ってSwipeを撃つのは最も効率のいい方法とはいえない。緊急時には使えるのだが。最後に覚えておいてほしいのは、sweepを手札に持っていればちょっと欲張ったプレイもできるということ。相手が場をいっぱいにするまではPyromancerを温存しておこう!

Circle of Synergies
Circle of Healingは優れたPriestのカードの1つだ。このカードには3つの強力なシナジーがある。
Auchenai + Circle = 4点全体ダメージ。Power Word: Shieldと組み合わせると最も効果的だ。
Blademaster + Circle = 3ターン目に4/7。
・Cleric + Pyro + Circle = 大量のカードドロー。
Circleには決断に影響を与えるちょっと厄介な点がある。「Circleが手札にない状態で、Circleのシナジーとなるカードを引いた場合、そのカードをどう使うか」という問題だ。たとえばCircleがデッキに入っていた場合、Auchenaiを4ターン目の何もない場所には出しにくいだろう。つまりCircleのシナジーを期待すると、手札でカードが腐るリスクも増えるわけだ。

2 件のコメント :

  1. Silenceのところなんですが

    you might as well have drawn any other card.
    の現在完了形(when paired with Gadgetzan Auctioneerより過去)を出すために
    「Gadgetzan Auctioneerと組み合わせたときでさえ、そもそも最初からSilenceじゃない他のカードをドロー出来ていたほうがマシなわけです」
    くらいのほうがわかりやすいかも

    あと
    Shadow Madness is a card I used to run but haven't at all this past season

    「Shadow Madnessは昔は私もデッキに入れていたが、前のシーズンでは全く使わなかったカードだ」だと思います。
    I used to run
    but
    (I) haven't (run the card) at all this past seasonって省略ではないかと。


    最後にどうでもいいですが
    Injured BlademasterとAuchenai soulpriestが逆になってます

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    1. ご指摘ありがとうございます。見直したら日本語が変なところが多かったですね。
      いただいたご指摘を元に修正しました:)
      >「Shadow Madnessは昔は私もデッキに入れていたが、前のシーズンでは全く使わなかったカードだ」だと思います。
      たしかに読み直してみるとここはだいぶ意図が違ってますね・・・。次回気をつけなければ、と思います。
      ご指摘どうもありがとうございました:)

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